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【学タブ】 ChromebookのAndroidサブシステムを無効化して軽量化する

公立高校に通う小・中・高校生の皆さんこんにちは。 akkuです。

皆さんはChromebookの使用を学校から強要されていると思います。

しかし、このデバイスはあまり快適とは言い難いものです。

この文書はChromebookで書いているのですが

など、様々な問題があります。

検閲に至っては明確に明かにされているため、中国の金盾より悪質なものだと思います。

個人に購入させた端末へポリシーを設定し、自宅であっても検閲を行うことも一般的です。

また、卒業後にポリシーを解除せず問題が起こることも聞きます。

この記事ではスペック不足に起因する問題の解決を目指します。

学校で使用されるChromebookには殆どの場合僅か4GBのメモリしか搭載されていません。 私のメインPCの4分の1です。 非常に貧弱。

タブを3つ開いただけで空きメモリは2.2GBでした。 (Swap、Androidサブシステム無効環境)

多くの学校環境ではここにAndroidサブシステム(Google Play等)を立ち上げます。

(が、多くの学校ではインストールできるアプリが制限されています。)

ChromeOSとAndroidサブシステムは共通のLinuxカーネルで動作するため、多少はメモリ使用量が改善されますが、 システムはコンテナで分離して実行されるため決してメモリを多く使用しないわけではありません。

現行の最低ラインの端末でさえ3GBのメモリを搭載していることから考えるとタブ3つで空きメモリ2.2GBという値はかなり小さいことを理解してください。

この問題に対して、ChromeOSはSwapを使用することでこの問題を解決しようとします。

Swapはメモリから溢れそうになったデータやあまり使用されないデータを他の場所(HDD, SSD, EMMCなど)に書き出すことでメモリを空ける技術です。

ChromeOSはZramという技術によって圧縮したメモリ領域を作成し、そこにSwapします。 デフォルトでは2GBのZram Swap領域が作成されるようです。

これでメモリは6GBになります(?)

というのは嘘で、実際はZramで圧縮された領域もメモリを消費し、 データ種類によって圧縮効率は変化するので、実際に増えるメモリは1GBも無いと思います。

また、多くのAndroidアプリは非常に重く作られており、Twitterは92MB、LINEに至っては189MBのapkサイズがあります。 起動すれば更にたくさんメモリを使用します。 これは学校で使用されるAndroidアプリも同じです。

ですから、Androidサブシステムを立ち上げると使用できるメモリはかなり少なくなります。

これだけでAndroidサブシステムを無効化するための十分な理由になります。

では本編

早速作業を開始しましょう。

ChromeOSの設定アプリを開き、「アプリ」->「Google Play設定の管理」で無効化できる貴方はおめでとうございます。

ですが、残念なことにそのような場合は基本的にありません。

そのため、まずは削除可能なアプリを削除します。

方法は2つありますが、どれを使用しても構いません。

です。しかし、ポリシーでインストールされたアプリは削除できないことがほとんどです。

ここからはハックのような方法を用いてAndroidサブシステムの無力化を行います。

ChromeOSの設定アプリを開き、「アプリ」->「Google Play 設定を管理する」->「Android設定を管理」

するとAndroidの設定アプリが開きます。

更に「アプリと通知」->「n個のアプリを全て表示」-> 右上のメニューから「システムアプリを表示」

大量のアプリが出てくると思うので、それぞれのアプリについて「強制終了」->「ストレージ」->「ストレージを消去」

画面を戻って「アンインストール」か「無効化」を行ってください。

ポイントとしては、Google関連のものを後から無効化することをおすすめします。

最終的に無効化できるものを全て無効化すると、Google Playが起動不能になります。

体感的にはかなり軽くなると思います。

おそらくデバイスからアカウントを削除して入れ直さないと再有効化はできないので気をつけてください。

以上。

#chromebook